激動‼︎世紀の大事件6 平成衝撃事件簿の真相を見ての感想。あの状況で他人の命を優先できる田中さんに心打たれた。
ふとテレビを見ていると、2015年鬼怒川崩壊事件について放送していた。
茨城県常総市三坂町付近東側の堤防が2015年9月10日午後0時50分、延長200mにわたり決壊した事件。
原因は台風の影響で前日から想定を上回る記録的な集中豪雨で水量になってしまったためとされている、。
2人が死亡、44人が負傷を。
自衛隊などのヘリコプター救助された人は茨城県内で約1,339人。
ボートなどで救助された人は2,919人だったそうです。
当時、生中継で人の生死の境目になりそうな姿がうつされていた。
洪水で家が流されていたり、何人もの人の命が危険に晒されていた。
木で足場を作り電柱に捕まっていて今にでも流されそうな田中さん。
今にも流されそうな家で助けを待っているひとたち。
状況からみると、身の丈ひとつの田中さんを一刻も早く助けてあげてと思える状況。
でも自衛隊の救助は別の家の2階いる人たちを先に救った。
必死に手を振って助けをアピールしていたのに、自衛隊のヘリが到着すると手を振るのをやめた。
自分はまだ大丈夫。それよりももっと優先するところを、自分よりも命の危険が迫っている人たちを先に救ってくれと手を振るのを辞めたのです。
田中さんは自分の状況もいつ流されるか分からないのに。
その田中さんの判断と自衛隊員の判断が賢明であったため、救助した2.3分後に先に助けた家が流され始めた。
そのあとすぐに田中さんも救助された。
この映像には見覚えがあったけど、ただただ助かって良かった。
自分の家族でもなく、他人を思いやる心。
状況をしっかりと把握できるところ。
そんな姿をすごいと言われても、こういう結果を招いてしまったのは避難が遅れた自分にも非があるから、家族を危険な目に合わせてしまったから決して偉くはないと言っていた。
私だったら自然災害が招いたことを自分の責任だって思えそうにない。
ましてや、堤防崩壊なんて、、、人災と思ってしまうし、責任転嫁しかできなさそう。
でも、マイカも母親だから、そんなことを言ってられない。
我が子を守るために、危機管理しておかないと、自分は大丈夫なんて思わずに明日は我が身だと肝に命じて、アンテナ張っとこう。